何故、色が付いていない汗が、シミになるのですか?

汗や雨、お酒など、無色の液体がシミとなる原因の1つに、毛細管現象というものがあります。

無色の液体(汗やお酒など)が後にシミとなるのは、この毛細管現象により、生地に含まれる糊成分・不純物や、シミの成分や汗の塩分が溶け出し、淵に集まることにより、周囲と比べ見た目に違和感がでてくる・・・これが色が付いていない汗がシミになる原因の1つです。

後に茶色いシミとなるのは、この汗に含まれる塩分などが生地や染料を脆化(ぜいか:生地を変質させ、もろくする現象)させるためです。シミが茶色く変色するということは、人で言う「末期症状」であり、完治することは難しく、治療費も高額になります。汗抜きすることは、風邪の初期症状を副作用の無い薬で治療することと思ってください。今流行の「予防治療」ですね。

関連記事