お手入れ
- きもの119.comの汗処理
- 汗は基本的に水溶性のため、丸洗いでは落ちません。丸洗いやシミ抜きの際に合せて汗処理(汗抜き)をお勧めいたします。
- 特に夏物はお勧めいたします。色素があまり含まれない汗やお酒などは、見た目はしみになっていなくても、後に変色してくる恐れがあります。
商品コード:
asesyori
汗処理
販売価格:
0〜2,200
円
お申込上のご注意(必ずお読みください)
・シミ抜きにはふっくら仕上げが含まれておりません。商品を当社に送付いただく際にシワになりますので【
ふっくら仕上】料金を別途頂戴いたします、ご了承ください。
お申込時に着物の枚数分のふっくら仕上をご一緒にお申込ください
汗処理の特徴
汗処理の特徴1
汗をかいて、きわじみになっています。
この段階なら、\2,100で両胸・背中の汗抜きいたします。
汗処理の特徴2
汗シミをそのままにしておいて、変色してしまったきものです。かなり濃く、大きく変色しているため、片胸の変色直しのみで、\4,200かかりました。
何故、色が付いていない汗が、シミになる?
汗や雨、お酒など、無色の液体がしみとなる原因の1つに、毛細管現象というものがあります。
無色の液体(汗やお酒など)が後にシミとなるのは、この毛細管現象により、生地に含まれる糊成分・不純物や、シミの成分や汗の塩分が溶け出し、ふちに集まることにより、周囲と比べ見た目に違和感がでてくる・・・これが色が付いていない汗がシミになる原因です。
後に茶色いシミとなるのは、この汗に含まれる塩分などが生地や染料を脆化(ぜいか:生地を変質させ、もろくする現象)させるためです。
シミが茶色く変色するということは、人で言う「末期症状」であり、完治することは難しく、治療費も高額になります。汗抜きすることは、風邪の初期症状を副作用の無い薬で治療することと思ってください。今流行の「予防治療」ですね。
撥水加工(すこやかガード加工)してある商品は、汗処理は必要か不要か?
厳密に申し上げると、撥水加工(すこやかガード)してある商品もできれば汗処理をお勧めいたします。
上記で記載している「毛細管現象」は、生地にシミが浸透する際に起きる現象であり、ガード加工してある商品は撥水作用があるので、キワシミになることはほとんどありません。
キワシミにならない→シミが目立ちにくい→万が一変色しても自然にぼけた感じなる・・・ですが、100%変色しないとは言えません。
胸や背、帯下など、肌に対して密着している部分は体温で「蒸し」がかかっている状態ですので、キワシミにならなくても汗の成分が生地表面に残留している可能性はありますので、時間が経つと変色する恐れがあります。
また、着物の表地や八掛地にはガード加工してあっても、胴裏や長襦袢にガード加工していない場合、汗処理をお忘れなく。
汗処理料金表
表示価格は全て税別です。
着物の種類 |
袷(あわせ) |
単(ひとえ) |
着物の種類 |
袷(あわせ) |
単(ひとえ) |
留袖・色留袖
(比翼あり) |
2,000円 |
- |
留袖・色留袖
(比翼なし) |
2,000円 |
- |
振袖 |
2,000円 |
- |
訪問着・付下 |
2,000円 |
2,000円 |
その他着物 |
2,000円 |
2,000円 |
羽織・コート |
2,000円 |
2,000円 |
振襦袢 |
2,000円 |
2,000円 |
長襦袢 |
2,000円 |
2,000円 |
袴 |
2,000円 |
袋帯・名古屋帯 |
2,000円 |
比翼のみ |
- |
単帯・角帯 |
2,000円 |
八掛・肩裏・胴裏 |
- |
帯揚・帯ジメ |
800円 |
重衿・半衿 |
800円 |
|
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子供用 |
一ツ身 |
1,000円 |
四ツ身 |
1,000円 |
一ツ身 襦袢 |
1,000円 |
四ツ身 襦袢 |
1,000円 |
一ツ身 羽織 |
1,000円 |
四ツ身 羽織 |
1,000円 |
被布 |
1,000円 |
帯 |
1,000円 |
袴 |
1,000円 |
帽子・よだれかけ |
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